らーめんの鬼、佐野実氏の店。
醤油らぁ麺850円をオーダー。
訪問時間が中途半端でしたので、客入りはまばら。
まぁ人気店なんで来店時間は気にして訪問してますが、
平日の15時～17時くらいがやはりねらい目でしょう。

まずこちらのお店で感心したのは店内や厨房の綺麗さ。
これはポイント高い！
気持ち良く食事が出来るという点は非常に高く評価出来ます。
女性やお子さんも抵抗なく連れていける雰囲気です。

飲食店として店員さんの教育が行き届いている証拠と見ました。

オーダー3分程で着丼。
本題の味、スープですが、この手のお店のスープにあれやこれや
書くのも野暮ですので割愛するとして、
一口飲んでの感想は期待通り「あっさり」してます。
もちろん雑味や角がないとかの良い意味で。
材料を吟味し、やるべき仕事をきちんとするとこうなるのだ
というお手本の一杯でしょう。
どんどん箸が進むのは空腹のせいではなさそうです。

ですので一見高めな価格の850円は仕方がないですね。
というかむしろお店と商品のクオリティーを考慮するとこれでも安いかと。

麺は支那そば系お約束のストレート中細麺。
変な言い方をすれば特にどうということもありませんが、
茹でた固さも含めただただちゃんとしていると言う印象。
量は支那そば系のスタンダードな感じ。
つまり家系に慣れた方には若干少な目。

お店に貼ってある氏の格言
「麺は男、スープは女」の格言通り、男は華やかで
ある必要がない事に気付かされます（笑

個人的に少しだけ残念だったのは、チャーシューの脂が
多かった事でしょうか。これは好みの問題でもあるので何とも
言えませんが、これが無ければ自分の中では文句なしでした。

テーブル席も4人×3席あり、この手のこだわりの店にしては席数的には多め。
家族でも利用できそうです。
ただ厨房の規模としては満卓だと少々着丼までに時間がかかるかもしれません。
勿論人気店ですのでその辺は仕方のない事ですが。

最後に驚いたのは戸塚駅の変貌ぶり。
再開発前の戸塚しか知らない方は要注意。
駅からお店まで確実に遠回りしてしまいます。