市が尾駅すぐの飲食店の並ぶ一角にひっそり佇むお店。
並んで待っている先客はないものの満席で醤油ラーメン750円
の食券を購入して待つ事3分、愛想の良い店員さんに誘導され着席。

まず注意点ですが、こちらの周辺には車社会の需要に対し
コインパーキングが少なく、車での訪問は時間に余裕をもって
されることをお勧めします。
というか駅から近いので田園都市線での訪問が◎です。
私はふらふらと10分も彷徨って246号を渡った所まで行って
ようやく駐車出来ました。

店内に入ると鰹の良い香り。期待できそうです。
待つ事約4分で運良く先客の方と同時に着丼。
店主が一人で調理場を切り盛りしており、
タイミングによっては待ち時間もかかりそうです。

見た目にまず、紫と緑の鮮やかなコントラスト。
紫はミョウガと一瞬思いましたが赤玉ネギでした。
緑は万能ねぎと水菜です。

スープは鰹中心の魚介系。旨みがたっぷり出ており丁寧な
出汁取が想像できます。雑味や苦みも無し。
油量は若干多めですがこれは許容範囲か。
先の赤玉ネギですが、これはなかなかの鮮度＆切りたてで
口当たりはかなり辛め。
ネギ好きの私には良いのですが、デフォルトで乗ってくると
ネギの苦手な方にはどうなのでしょう。少し心配。
切り置きの家系の刻み玉ねぎとはスープに馴染む印象がかなり違います。

チャーシューは流行りの2種。一枚は鶏ムネ肉の胡椒の利いた
パストラミ風で、もう一枚は王道系の豚バラチャーシュー。
鶏ムネはあっさりと箸休めに。豚バラの方の味付けは！
しっかりと煮汁が染みておりこれはうまい！ですが惜しい！脂も多い！
部位的に仕方のないところですが、取れる脂部は無くても良いかも。

麺はイメージと違い意外と太目の平打ち麺。量も印象よりは多め。
なお、後で来店した他のお客さんが塩ラーメンを頼んだ際、
「塩は細麺と平打ちが選べます」と言っていたので、
「醤油にはこちら」の拘りの麺の様です。
麺には弾力があり、スープ撥ねも多いのでスーツでの食事は注意が必要。

これは趣味の問題ですが、細麺というのも気になるので次回は是非塩ですね。

帰る時の店主の挨拶に心がこもっており、お客を大事にしている感が
にじみ出ておりました。